今日は高血圧や糖尿病性腎症などで塩分を制限されている方へ、焼き魚を酢で食べていただくご提案です。

塩分の制限は毎日の食事でとても辛いものですが、様々な工夫で少しでも食事を美味しく楽しんで頂けたらと願っています。

今回ご紹介させて頂くのは、鯛の塩焼きにたで酢もどきの大葉酢を添えたものです。

鮎の塩焼きをイメージして頂ければお分かりかと思いますが、酸味で魚の味が引き立ち、いつもの塩や醤油より塩分を大幅にカットできます。

慣れてくれば、熱々の焼き魚に米酢に塩をひとつまみ入れただけのものでも十分お魚の美味しさを味わっていただけます。

また、いつも醤油をかけているものをぽん酢に変えるだけでも、大幅な減塩効果につながりますので、酢の酸味を上手にお料理に生かして、日々の減塩を心がけてください。

 

(材料 2人分)

鯛の切り身  2切れ

京あまり米酢 大さじ3

大葉     5枚程度

塩      少々

(作り方)

鯛は両面に塩を振り、10分ほど置いて味を馴染ませる。

魚焼きグリル等で両面を色良く焼いていく。

焼ける間に大葉をすり鉢で擦る。

米酢と合わせて、塩をひとつまみ入れれば完成。

かけるのではなく、魚のほぐした身を酢につけて食べます。

酸味が苦手な方は、お水で少し酢を薄めて召し上がってください。

大葉がなければ、きゅうりや米酢に塩をひとつまみだけでも美味しく召し上がっていただけます。